VA・VE事例

L曲げ部品の使用でひずみとコストを低減する
<ステンレス精密板金の溶接によるVA・VE設計のポイン>

例えばオイルパンなどの液体等の漏れが許容されない製品の場合、すべての部分に溶接が必要となりますが、上記のようなステンレス製の1mmの薄い板材を使った構造だと、溶接部分が多くなればなるほど大きな歪みが発生し変形してしまいます。このような薄いステンレス製の精密板金は溶接による歪みが一度発生してしまうと完全に歪みをとることは不可能になります。

溶接部分が多くひずみが心配されるようなステンレス製の薄い板材で箱やカバーなどを製作する際は、まず上記の図のように箱部分と取り付け部を別体構造にします。その上で、溶接においては全周溶接ではなくタップ溶接を行う事によって、液体などの漏れを回避しつつも、溶接による大きなひずみ・変形を回避することが可能となります。

POINT

薄板を溶接する際、特にステンレスなどの歪みが生じやすい材質を扱う際には、歪みを回避する為に極力全周溶接を行わないような構造で設計を行い、必要な箇所だけタップ溶接を行うようにします。オイルパンなど液体の漏れが許容されないケースでも構造を工夫することによって、全周溶接ではなくタップ溶接の方法を採用することができるので、品質とコストを両立させることが可能となります。

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