VA・VE事例

納期重視の場合は、SS材からステンレスに変更する
<その他のステンレス精密板金のVA・VE設計のポイント>

SSなどの鉄系の素材の板金製品の場合は、表面が酸化して錆びてしまうことを防止するためメッキや塗装などの表面処理が通常行われます。この塗装を行ったりメッキ処理を行うと、通常4~5日程度リードタイムが必要となってしまう為、注文後1~2日で納入が必要など、どうしても短納期で必要な場合は、対応することができません。

納期が最優先であり、かつ防錆も重要視される場合には、鉄系の素材に塗装やメッキを施すことに拘らず、表面処理を行わなくても錆びないステンレス板金にて対応することを検討します。上記の写真のような簡単な構造のステンレス精密板金が採用可能であれば、塗装またはメッキ処理の工程を無くすことが出来るため、短納期を実現することができます。

POINT

精密板金による製品を設計・製作する際には、十分な納期があれば問題ありませんが多くのケースでは納期的に余裕がない場合が多く、状況によっては納期優先のため設計変更を行わなければならないケースがあります。SSなど鉄系の素材に塗装・メッキなどを行うとリードタイムが4~5日かかってしまう為、緊急度に応じてステンレス製の精密板金の採用を検討することが必要です。薄板溶接.comでは、この他にも超短納期にお応えするノウハウも多数持っております。お気軽にご相談ください。

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