VA・VE事例

最小曲げ幅を考慮して設計を行う
<ステンレス精密板金の曲げ加工によるVA・VE設計のポイント>

鉄やステンレスの精密板金を設計する場合、曲げ加工が必要とされるケースでは最小曲げ寸法を把握して設計を行うことは必要です。上記の図面では、曲げ高さが5mmしかありません。この板厚は3.2mmなので1.8mmで曲げなければならず、このような寸法では通常プレスブレーキによる曲げ加工を行うことはできません。この寸法が必要な場合は、曲げ加工を行ってから寸法に合わせて切断する必要があり、コストがかかります。

精密板金においては、曲げ加工を行うことができないような寸法で設計を行うとコストアップもしくは加工できないといった事が生じるので、設計上本当に必要かを検討する必要があります。上記のケースでは使用条件などを考慮すると、実際は曲げ加工が必要ないことが判明し、曲げ加工部分をカットするということで対応しました。

POINT

精密板金における曲げ加工は、プレスブレーキによって行われますが、これに使う金型のV幅によって曲げ加工できる寸法が板厚毎に決まっています。この曲げ加工ができる寸法は板厚によっておおよそ決まっているので、それにあわせて設計をすることがコストダウンに繋がります。なお、どうしても曲げ幅が少ない形状が必要な場合は、コストアップとなりますが、溶接によって板を貼り付けたり、曲げ加工を行ってから余分な部分を切り落とすといった方法があります。

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