こだわりの技

薄板の円筒管を板に溶接する場合の設計方法

今回は、薄板の円筒管を板に溶接する場合の、最適な設計方法をお伝えします。

こうした円筒と板を溶接する方法には2種類有ります。
ひとつは、板に円筒を載せ溶接を行うという構造です。こうした構造にすると、溶接トーチを斜めに当てなければならないので、溶接が安定せずムラが出てしまう可能性があります。また、修正のため溶接を繰り返すと、ひずみも大きくなります。

斜めに溶接しなければならない

もう一つの方法は、円筒を板の中に入れる構造です。この構造を採用すると、裏から溶接を行うことになるので溶接トーチはまっすぐ当てればOKです。したがって溶接自体が容易になり品質も安定します。なお、薄板溶接の場合はひずみが多くなる事が有りますが、製品によっては板厚を上げる、溶接方法を見直す(YAGレーザーやFiberレーザー)ことで、ひずみを押える事が可能です。

裏から真っ直ぐ当てることができる

薄板溶接.comでは、溶接によるひずみが少ない、YAG溶接、Fiberレーザー溶接を駆使して加工を行いますが、上記のような構造面からひずみが少なくする方法をご提案いたします。組立て・溶接方法・ひずみ等でお困りでしたら薄板溶接.comにお問い合わせ下さい。

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