こだわりの技

機械加工からレーザー加工への工法転換で コストダウンを実現した例

薄板溶接.comを運営する㈱マツダでは、コストダウンに繋がるVA・VE提案のほか、現場改善や工法変換によるコストダウンを追求しています。今回は、機械加工からレーザー加工に変換することで実現したコストダウンの事例をお伝えします。

通常、レーザー加工で穴明けを行なう場合は、寸法公差±0.1mm程度までとなりますが、当社では穴明けを行う寸法にもよりますが、±0.05mm程度まで穴寸法を追い込むことができます。これは、そのワーク毎に設計と現場で協議して専用治具を作成し、加工手順・方法についても工夫することで実現しています。当社の実績では、6,000mmx50mmのフラットバーに穴やスリットを加工するワークにてレーザー加工による穴明けを実施しています。
このようにレーザー加工で穴明けを行なえば、ボール盤で穴明けを行なう時よりも加工工程が削減されるので、コストダウンに繋がります。

なお、当社ではこういったコストダウン以外にも外観の向上に対しても取り組んでいます。

例えば、通常、完成品を後で追加工する場合は手作業で行いますが、それではなかなか綺麗に仕上がらないので、外観を重視されるお客様についてはその都度専用治具を製作し活用しています。さらに、特別に図面に指示されなくても、製品名や企業様の特性に応じて材料のキズを防止するためビニールを貼る、など対応を個別にお客様に提案し、実施しています。

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