薄板の加工精度については、板厚にもよりますが、板金加工一般公差（±0.5）以内は通常範囲なので精度的には問題ありません。これ以上の精度となると、板厚にもよりますが（±0.1）であれば実際曲げ加工可能です。

複数の曲げ工程、例えば4回曲げ以上の様な精密板金でしたら、曲げ加工を行う際、製品精度を確保する為に、製品とは別に寸法出し用曲げ材料を用意し、寸法出しを行うので、板厚が薄く厳しい精度を求められるとコストが上昇する傾向になります。

薄板溶接.comを運営する㈱マツダは、お客様から薄板板金曲げ加工依頼があった際、まず製品の用途をお伺いし、その上で曲げ加工可能かどうかを判断させて頂きます。薄板板金・薄物板金でお困りの際は、薄板溶接.comを運営する㈱マツダまで一度ご相談下さい。