Q&A

材料の板目って何ですか?

薄板溶接.comを運営する㈱マツダでは、鉄・ステンレス・アルミ・チタン等の精密板金の材料を扱っており、高い品質の精密板金を安定して製作することを心掛けています。

板目とは、定尺材料の長手方向についている筋のことで、ロール目とも言われます。例えば、鉄であれば、1829mmx914mmの板に対して、1829mmの方向に筋が入っており、これを板目と言います(なお、ステンレスの材料では、ヘアーラインという材料がありますが、この材料は化粧板(外板パネル)で良く使われる材料で、表面に筋が入っており、これが板目です。他の材料では一目見ただけでは分かりませんが、他の材料にも必ず板目が存在します)。

この板目は、精密板金において一定の品質を保つためには非常に重要な要素になります。例えば板目を揃えて曲げ加工を行なわないと、曲げ加工を行った製品の曲げ角度や寸法にバラツキが生じやすくなるからです。

従って、当社では製作数量が2個以上で、かつ板金折り曲げ加工がある場合には、プログラムの段階から材料の板目を考慮して、レーザー加工やNCTタレットパンチ加工を行っています。

お問合せ

お電話またはメールよりお気軽にお問合せください。

資料請求はこちら

薄板溶接の技術相談

薄板溶接.comの電話番号

メールでのお問合せはこちら