名称 | 薄板溶接品(正三角形多面体) |
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用途 | サンプル |
業界 | ー |
材質 | ステンレスSUS304 |
板厚 | 0.3mm |
寸法 | 一辺20mm 全体40mmx40㎜x40㎜ |
精度 | ±0.1 |
加工方法 | レーザー切断、ファイバーレーザー溶接 |
表面処理 | ー |
特殊仕様 | ー |
この薄板溶接品(正三角形多面体)は、0.3mm厚のステンレスSUS304を、1辺20mmの正三角形に切り出し、すべての辺を全周溶接して製作したサンプルで、薄板溶接.comが持つ溶接技術力をお分かり頂けるように製作いたしました。0.3mm程度の薄さになると、TIG溶接はもちろんYAGレーザー溶接でも歪んだり、穴が空いたりしてしまいます。また薄板の溶接によく用いられるファイバーレーザー溶接でも、普通に溶接すると大きな歪みが生じてしまいます。その点、薄板溶接.comを運営する㈱マツダは薄板の溶接に特化していますので、上記のような歪みはほぼ無く溶接して組み上げることが可能です。なお、今回の薄板溶接サンプルは溶接技術だけのように見えますが、実は材料のブランク工程にもミソがあります。というのも、通常のCO2レーザーでブランク加工をしたものですと歪みが生じてしまいますし、仮に歪みが無かったとしても、切断面の寸法ばらつきにより、今回のような薄板だと溶接することができないのです(ある程度の厚さがあれば溶接は可能ですが、0.5mmを下回ると、精度よくブランク加工しぴったりと合わせることが必要)。その点、当社ではファイバーレーザー切断機も設備しており、切断プログラムも最適化しておりますので、今回のような薄板溶接サンプルを作成することが可能なのです。