名称 | タンクホッパー |
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用途 | タンクの底 |
業界 | 産業機器 |
材質 | ステンレス SUS304 |
板厚 | t1.5 |
寸法 | 220mmx220mmx100mm |
精度 | ±1mm |
加工方法 | レーザー、曲げ、TIG溶接 |
表面処理 | #400研磨 |
特殊仕様 | なし |
このタンクホッパーのポイントは円錐部分の加工です。円錐形状にするには、まず板を扇の形に切断し、その後プレスブレーキにて細かく曲げることで円錐に仕上げていきます。こうした円錐形状の曲げ加工は、大きな円錐であれば問題ありませんが今回のようなφ200程度の円錐になると、円錐形状にした後から修正をすることが難しいので、曲げ加工の段階できっちり寸法を出していないといけません。その点、(株)マツダでは熟練の作業者が曲げるピッチ・曲げる角度などを熟練の技術で曲げることで綺麗な円錐形状を出すことができるので、大きな修正を行うことなく、円錐の部品をそのままフランジと溶接することが出来ます。
また、このホッパーには磨き材を使っており、タンクの中にゴミが溜まらないような設計になっているので、TIG溶接した後にはバフ研磨を行い、仕上げています。
薄板溶接.comを運営する(株)マツダでは様々な曲げ加工や溶接を要する加工を経験をすることで、難易度が高く他社が敬遠するような形状でもチャレンジいたします。