名称 | チタンt0.2mm 軽量ケースの溶接組み上げ |
---|---|
用途 | ケースの軽量化 |
業界 | |
材質 | チタン TP270 |
板厚 | 0.2mm |
寸法 | φ50mm |
精度 | ±0.5mm |
加工方法 | ファイバーレーザー溶接 |
表面処理 | なし |
特殊仕様 | なし |
このチタン製品は、薄板溶接によって組み上げています。
チタン × 薄板溶接においては、材料特性と薄板溶接特有の繊細さが重要なポイントとなります。
まず、チタンの材料特性として、以下の点が挙げられます。
・高温になると酸素・窒素・水素と非常に反応しやすく、酸化による脆化を起こしやすい
・融点が高く、かつ熱伝導率が低いため、高出力でなければ加工できない一方で、熱だまりにより歪みや反りが発生しやすい
・上記のように取り扱いが難しいにもかかわらず、酸化の影響によって修正のための再溶接ができないこともある
このように、チタンの溶接は非常に困難です。
さらにそこに、薄板溶接特有の歪みや溶け落ちといったリスクが加わるため、よりシビアな条件調整が求められます。
そのためには、微調整が可能な薄板専用の溶接機と、これまでの製作実績によるノウハウが不可欠です。
薄板溶接.comを運営する株式会社マツダでは、チタンをはじめとした多種多様な材質に対する薄板溶接を得意としております。
お困りの案件がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
●〇加工の様子がわかる製作時の動画はこちらのYouTubeで公開中!〇●
https://studio.youtube.com/video/YBRxEje249U/edit