薄板溶接とは

薄板溶接とは

薄板溶接とは、一般的には1mm以下の母材に対して溶接をすることをいいます。溶接は原理的に母材を溶かして接合するので、板厚が2mm程度であればそこまで気にする必要はありませんが、1mm程度の薄板になると一般的な溶接方法として知られるTig溶接や半自動溶接では溶接範囲が広く必要以上に入熱しやすくなります。その結果、母材同士が接合される前に溶けて穴が空いてしまったり、熱が母材全体に伝わって歪みが発生してしまうなど、溶接の難易度が高くなります

このように薄板溶接は難易度が高いため、機能上必要だがどうしても薄板の溶接ができないという理由で、①板厚を上げる、または②溶接をしない別の方法を採用する、ということが行われてきました。しかし、昨今では医療機器や電子機器、または自動車業界においては更なる軽量化・小型化などの目的で薄板へ溶接せざるを得ない状況になっています。そのため、穴を空けず、歪みなく、キレイに薄板溶接を行うか?という技術がますます求められています。

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